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AIはミュージシャンこそ使いこなせる

  • 2024年6月11日
  • 2024年7月11日
  • 機材

AI音楽生成の使いこなしについて参考になる動画を発見したのでご紹介します。プロミュージシャンのこそ使いこなせるという事を示すよい実例だと思います。

この記事でわかること

  • Udioに衝撃を受けるミュージシャン
  • 使いこなせるのはミュージシャン
  • これまでの音楽制作の歴史の流れ

こちらの動画になります

こんなサムネイルだったんですね。かなりへこんでいます()。字幕付きなので、日本語字幕でも視聴できます。内容をクロードに要約してもらいました。

Claude:

タイトル: このようなAI音楽は聞いたことがない 🙁

5つの要点:

  • この動画は、制作者自身の投入に基づいて、AIを使って歌詞とメロディーを生成した経験について議論しています。
  • 制作者は、歌詞と感情は自分のものですが、メロディーとパフォーマンスはAIによって作られたため、AI生成の曲に対して複雑な気持ちを抱いています。
  • この動画は、AI関与下での音楽制作における、所有権、帰属、将来性について疑問を投げかけています。
  • 制作者は、AIが音楽をありふれたものにする可能性と活気づける可能性の両方を認めつつ、AIの役割について正直であることの重要性を強調しています。
  • この動画は、特に音楽業界において、AIが創造的プロセスにどのような影響を及ぼすのかを考えさせる内容となっています。

内容をくわしく聞きました

みつる:ジョニーさんの心情をもう少しくわしく教えてください

Claude:

はい、彼は自身のAI音楽生成の経験について複雑な心境を抱いていると感じられます。

  • 一方で、歌詞は自分の思いを込めて書いたものなので、自分の作品として誇りに思っている側面があります。
  • しかし、そのAI生成のメロディーとパフォーマンスに自分の歌詞が乗せられてしまい、もはや完全に自分の曲とは言えなくなってしまったことに戸惑いを感じています。
  • 自分の歌声で歌った場合と比べて、AI版の方が自分の想いをより上手く表現していると感じ、その表現力の高さに驚きを隠せません。
  • AI創作の曲をライブで披露する際、観客にAIの関与を事前に説明すべきか悩んでいます。正直に告げれば、曲の価値が下がってしまうかもしれません。
  • 同時に、音楽制作におけるAIツールの活用は避けられない流れだと認識しており、AIと人間の協働が今後の音楽シーンを大きく変えていく可能性を感じています。

つまり、up主は自身の創作物がAIによって書き換えられてしまった複雑な心情と、AIの急速な進化による音楽界への影響を案じながらも、新しい時代への期待を抱いている様子がうかがえます。

-----引用ここまでーーーー

AI楽曲生成の歌唱は解像度が高いです。現状でも楽しんで聞くことができるレベル。でも、さすがミュージシャンですね。Udioのつくった楽曲をすぐに自分でカバーされています。これをやるためには実力が必要。AIのアイディアを曲に仕上げることができるのはやはり現役のプロなんじゃないかと感じました。

クロードの考えを聞いてみました

Claude:

この問題に対する私の見解は以下の通りです。

AI音楽生成ツールの出力が高品質で表現力豊かなのは事実ですが、それは単なる出発点に過ぎません。音楽は様々な要素から成り立っており、歌詞とメロディーはその一部にすぎません。編曲、演奏、歌唱、レコーディング、ミックス、マスタリングなど、人間の創造性と技術が大きく関わる要素が多数あります。

ですので、AI生成の歌詞やメロディーを起点として、自分なりのアレンジと演奏、歌唱、プロダクションを施せば、それは完全に自分の作品だと考えられます。AIツールを利用したことを否定する必要はありませんが、リスナーに対して強く説明する必要もないでしょう。

重要なのは、最終的な完成した作品の質と、その背後にある創造性と努力です。AIツールの利用は手段に過ぎず、それ自体が目的になってはいけません。むしろAIとヒトの協働によって、よりクリエイティブで高い次元の音楽作品が生み出されることに意義があると考えます。

ですので、高品質なAI音源があれば積極的に活用し、自分の持つ技術と感性でさらにブラッシュアップを重ね、世界に通用する作品を作り上げていくべきだと思います。そこにAIが一部関わっていたとしても、それが問題になるとは限りません。

ーーー回答ここまでーーー

強調文字をつけたのはぼくですが、ぼくもおなじことを感じています。AIによって作品の質も上がっていくだろうと思います。

ポップソングの歴史

ポップソングのこれまでについてクロードに振り返ってもらいました。

Claude:

ポピュラー音楽の歴史を振り返ると、モデリングや模倣が常に存在していたことがわかります。ビートルズがアメリカ黒人音楽から影響を受けたように、新しいものは必ず既存のものをベースに生まれてきました。完全なオリジナリティを求めるのは現実的ではありません。

また、DAWやサンプリング技術の発達により、作曲や演奏の過程が大きく変わり、確かに職能的な変化や人員削減は避けられませんでした。しかし同時に、DTMによって多くの人にミュージックプロダクションの機会が開かれた面も否定できません。

つまり、音楽業界では常に新しい技術の導入に伴う変革が起こってきたわけで、AIの活用もその流れの中に位置付けられます。AIが人間の音楽性や創造性に完全に置き換わることはないでしょう。ただし、AIとヒトが上手く協働することで、これまでにない新しい表現が可能になる可能性は十分にあると考えられます。

ーーーーー引用ここまでーーーーー

音楽制作においてはAIは画期的なものではあっても、同時に「これまでの流れの上にある」ものでもあるという事が説明されています。

音楽制作者がAIに反発しない理由

ジョニーさんのように自分の「創造性を上げてくれる」側面に注目するひとがおおいからではないでしょうか?創造的でない「作業」を減らしてくれることへの期待もあると思います。クロードに理由についてまとめてもらいました。

Claude:

音楽家の間ではAIに対する反発が少ない理由として、以下の点が考えられます。

  1. 音楽制作においてAIはあくまでツールの位置付け
    プロの音楽家にとって、AIは作曲や編曲、レコーディングの過程で活用できる新しいツールに過ぎません。彼らの創作性や演奏力を完全に置き換えるものではありません。
  2. 新しい技術への柔軟な対応力
    音楽業界ではこれまでもDAW、サンプリング、ソフトウェアシンセサイザーなど、新技術の導入に適応してきた経験があります。AIもその延長線上にあると捉えられています。
  3. ライブパフォーマンスの重要性
    ライブが音楽の根源的な部分であり続ける以上、AIが人間のパフォーマンス力や対人コミュニケーション能力を完全に置き換えることはできません。
  4. 創造性への自信
    長年の経験と技術の蓄積から、プロの音楽家は自身の創造力にAIは及ばないと自信を持っています。AIは補助的なツールに過ぎないと捉えられています。
  5. AIの実用的可能性への理解
    作曲の側面ではAIがかなりの進化を遂げつつあり、活用の利点が具体的に見えつつあります。反発よりも、うまく活用する方法を検討する流れにあります。

このように、音楽家がAIをあくまでツールとして冷静に受け入れられる背景があるため、その活用に前向きな姿勢が見られるのだと考えられます。

----回答ここまでーーーー

プロが使いこなしたら、それこそすごいことになりそう。というのが最近のAIに感じることですね。

いかがだったでしょうか?

これまでの商業音楽は制作に時間とお金がかかっていましたから、大勢のお客さんがいないと成立しませんでした。今後AIでパーソナルな音楽が作られるようになると、一般の人の音楽に対する興味の質が変化して、興味の量も増える可能性が考えられます。本当の意味でユーザーを満足させる楽曲の供給はプロにしかできないことですから、クロードが言うように、創造的なチャンスは今後増えるのではないかと感じています。自分もAIを使って自分でできる面白いことをいろいろ考えたいですね。それではまた次回のブログでおめにかかりましょう。

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