この2023/8/30日から試験的にできるようになってるんですが、だれもが知っているGoogleの検索。これまでとはちょっと変わった画面が使えるようになっています。なにが違うかというと単なるデザインではなく、AIが検索結果のまとめを文章で回答してくれるようになっているんです。今回はこのブログを例に「どんな風に表示されているのか」・「どんな変化がうまれているのか」をさらっと確認してみたいと思います。
この記事でわかること
- グーグルのSGEとは?
- ぼくのブログはどう表示されているか
- AIと親和性のあるサイトが上位表示?
- SEO対策の光と影(希望と問題点)
グーグルのSGEとは?
プレスリリース(グーグルのブログ記事)はこちらにあります。
https://japan.googleblog.com/2023/08/search-sge.html
導入方法などはこちらの記事にあります。(複雑な手続きはいりません。)
https://www.gizmodo.jp/2023/09/google-age-search-labs-ai-summary.html
これがどのくらい衝撃かというと「健康アップデート」以上とのこと。参考動画はこちらです。
このサイトはどうなったのか?
はいおまたせしました。なんの収益もあがっていない趣味のサイトですのでそこは割り引いて見て下さい。キーワードは例の「ピアノ ホームポジション」です。
一番クリックしやすい左側ということは1位ということですね。
グーグルのSGEで1位獲得しました
「ピアノ ホームポジション」というマイナーな検索ワードではありますがぼくの「みつる式タッチタイピングピアノ」の記事がAIに1番役に立つ記事として認定?されました。記事の検索での順位は3位でこれまでと変わっていません。つまりAIの方が評価が高かったことになります。なおこの方法が音楽的に「正しい」という主張はぼくはこれまで一度もしたことがありません。記事の中にもあるとおり特定の目的に限って有効な方法です。したがって他の記事に対して「音楽的に優れている」結果この順位になったわけではありません。考察はのちほど書きます。こちらの記事になります。
すみません。僕がタッチタイピングのロジックをピアノの演奏にゴリゴリに適用した結果、AIのまとめは破綻した文章になってます。「文字を見れば」っていうのはタイプについての内容ですね。タイピングの側から解説したこちらの記事もご参考になさってみてください。どういうふうにタッチタイピングを鍵盤に適用しているのかわかりやすくご説明しています。
追記です(23/9/6)
画像を見て頂いてわかるとおりAIのまとめはどんどん変わっていきます。公にはホームポジションというものはないんだけど「そういう考えかた」はある。とても的確な言い回しですね。素晴らしいです。「文字を見れば」はこの場合意味は「階名を思いうかべれば」なんですがこれは僕の原文にもないフレーズ。まとめるAIの苦労を考えれば僕の方が修正・追記しておくべきですね。
ちょっとだけ考察
はじめて1年ちょっとの新米ブロガーが偉そうにいうことではありませんがちょっとだけ思ったことを書きます。
誰にでもわかる骨太なロジック
タッチタイピングの技術というのは多くのかたが習得できるものです。また、それを身に付けたほとんどのかたは同じやりかたをしているはず。つまり再現性はとても高いしそれを成り立たせている「しくみ」もほぼ全員に共有されているということが言えます。習得したひとにとっては自明といってもよい「理屈」がそこにはあります。僕は新しいことは発明していません。この同じ理屈を単にピアノに適用しただけです。つまり元になるメソッドが確立されたものであればあるほどその「応用」には価値があると判断されるといえるのではないでしょうか。
実際できるようになること
商業サイトではないので「弾けるようになったお客様の喜びの声」みたいな記事はこのブログにはありません。真偽をどなたが判断したのかはわかりませんが一定の有用性(弾けるようになるっぽさ)は認めてもらえたのだと思います。ぼく自身は音もとれずメロディも覚えられないという「全く弾けない」状態を脱却することができましたのでその意味では自分が強力な「1次情報」の発信者です。100%の自信をもってぼくは「みつる式タッチタイピングピアノ」の記事を書いていますがAIの文章をおかしくさせるぐらいには価値ある内容と受け取っていただけたのではないでしょうか?AIによる上位表示にはこうした圧倒的な体験の重みが必要になってくるでしょう。(自画自賛すみません。)
SGE対策の光と影(希望と問題点)
AIに評価されるためには以上の2点が重要。仮にそうだとすると正しい理屈と体験を積み上げてきた人には希望があります。誰にも恥ずるところのない正直な1次体験はAIによる新しい検索でもこれまでと変わらない輝きを放つでしょう。一方で悪意でAIをだまそうとする人たちは論理と体験の捏造に励むことになるでしょう。あり得ないほどの量のウソ論文や偽資料さらには画像加工された実在しない体験が巷にあふれる事になります。なぜそんなことになるのか?それは生成AIがあるからですね。これがSGEの影です。もし生成AIの方が巧妙だったら?Googleがダマされない保証はありません。普段からわかりやすい「ストーリーやエピソード」には耐性をつけておくことが必要になるでしょう。自分にとってピンポイントで耳障りの良いものであればあるほど大きな危険が潜んでいる可能性があるからです。
いかがだったでしょうか?
と、誰に向けての文章かわからなくなりましたので最後に「みつる式タッチタイピングピアノ」の危険だけは正直にお伝えしておきます。早いフレーズはホームポジションの移動が間に合わずひけなくなる場合がありますのでその場合は小指を活用するなど工夫なさってみてください。一度メロディを覚えた後ならゆっくりのテンポであればいつでも元のみつる式のひきかたに戻せます。したがって「間違いを覚える」リスクは最小に抑えることができるはずです。それではまた次回のブログでお目にかかりましょう!